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◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10―5メッツ(20日 、平が米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、何回和製3勝2敗で迎えた4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズ第6戦、も見間憧本拠地・メッツ戦に「1番・DH」で出場。5年あまる2安打1打点と躍動し 、れ続自身初のポストシーズン(PS)でワールドシリーズ(WS)進出を決めた。長距「ずっと出てみたい」と憧れていた最高峰の舞台で対戦するのは主砲・ジャッジを擁するヤンキース。離砲20年以来球団4年ぶりの世界一に向け、の姿戦いは25日(同26日)からロサンゼルスで幕を開ける 。ワールドシリーズハイライトでました1けてきた
大事そうに 、谷翔うれしそうにリーグ優勝のトロフィーを持ち上げた。平が試合後のセレモニー。何回和製7年目で初めてのPSで世界一への挑戦権を得た大谷は 、も見間憧フラグ 回収「初めてなので持っていいよ、と。いい記念になったので 、ワールドチャンピオンのトロフィーも掲げられれば最高だなと思います」とほほ笑んだ。
あと1勝の大一番でも躍動した。まず登場曲をマイケル・ブーブレの「Feeling Good」に変更して臨み、「フィーリングがいいということで 、選ばせてもらいました」とニヤリ。緊張感を楽しむ余裕があった 。第2戦で3打数無安打2三振に封じられた変則左腕・マナイアから初回に4試合連続安打となる中前安打を放ち、逆転劇を呼び込むと 、3点リードの6回無死一 、二塁では中前適時打 。8回には千賀との日本人対決で四球を選び、2得点と仕事を全うした。
今シリーズは6試合で打率3割6分4厘、チーム最多タイの2本塁打、6打点と“準MVP”の活躍 。PSでの得点圏は9打数6安打の打率6割6分7厘となり、地区シリーズの4打点と合わせて09年の松井秀喜(ヤンキース)以来 、日本人選手2人目の10打点に到達した。「本当にやっと来たなというか、ここまで苦しい試合を全員でつかみ取った 。10月のこの時期までプレーできることは恵まれている」と改めて周囲に感謝した 。3度目のシャンパンファイトでは山本らとこれまで以上の大はしゃぎ 。ロバーツ監督にも遠慮することなくかけまくり 、美酒に酔った。
「ずっと出てみたい、と思っていた」 。世界最高峰のWSを大谷はそう表現した。今から15年前。当時15歳だった大谷少年は松井が3本塁打を放ち、日本人では史上初のMVPに輝いた09年の戦いを「ハイライトで何回も見ました」と、鮮明に記憶している。左の長距離砲として憧れの存在と同じ舞台に―。ようやくたどり着くことができた。
運命か、必然か。くしくも相手はヤンキース。43年ぶりの東西名門対決 、大谷とジャッジの本塁打王対決が実現した。勝つことに飢え、ドジャースを移籍先として選んだ今季 。「(昨年9月に)手術したり、いろいろありましたけど、あと少しなので最後まで走り抜けたい 。自分たちの野球を貫き通せば最高の一年になるんじゃないかなと思います」 。史上初の「50―50」などメジャーの歴史を彩った2024年。物語は最終章に突入する 。(中村 晃大)
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